2010年05月08日
ハワイ(マウイ島)旅行記 第9話
2010年 ハワイ旅行記 マウイ島 ハレアカラ編
3月19日(金) マウイ3日目
本日は3055mあるハレアカラ火山に登ってサンライズを見に行きます
また日が昇る前の星空も眺めたいので早めに行動を開始します
2010年のサンライズ&サンセット時刻表を見ると19日の日の出時間は06:29
星空を見るにはサンライズの1時間前迄には山頂に到着しなくてはいけません
逆算すると朝05:30迄に着くようにすれば良いのですが
初めての場所で初めての道という事もあり所要時間が分かりませんね
色々と調べてみるとカアナパリエリアからは約2時間半かかるみたい
でもGoogleマップでルート検索してみると2時間と出るのでどちらが正しいのか・・・
宿泊しているロイヤルカハナからハレアカラ山頂までは
65.8マイル = 約106km
高速道路なら1時間ちょっとで着く距離しかありません
果たして何時に出発した方が良いのでしょう、、、
結局悩んでも答えは出なかったので早めに起床する事に
深夜2時から起きだしてサンライズウォッチングの準備を始めました
とりあえずラナイに出て天気を確かめてみると星も出ていて晴れそう
でも半袖短パンで立っていると流石にハワイでも肌寒いくらいでしたよ
ハレアカラの山頂は3000m級の高所にあり雲の上になるので
太陽が出ていない時間帯はかなりの寒さになります
日本を出発する前に予めHaleakala Weather Centerを数日間チェック
平均して気温は3~5℃程度ありましたがそれ以上の大敵は“風”
常に強い風が吹いていて体感温度はマイナスを表示しっぱなしでした
出発時期が冬だったので日本から着て行った服は流用出来ますが
強風には弱いのでさらなる対策が必要になってきます
行く時期にもよりますが寒がりの人は大丈夫かな?と思っている2倍の量を持って行くと良いかも
イエローナイフの時もそうでしたが風が無い時の-20℃なんてそんなに寒くはありません
もちろんちゃんと防寒対策をした上での話しですが
風が吹くとあらゆる隙間から入り込むので極端に寒くなります
まぁ現地の人は普通にミニスカート履いてたりするので耐性ですかね^^
着込んで移動するとさすがに暑くなりそうなので
寒くなりだしたら着替えられるようにバッグに詰め込んで準備完了~
山頂まで行ってみて最悪な寒さだったらウェットスーツを着るつもりで一応持っていきました
体温保持用に温かい飲み物をとカフェオレをポットに入れ2:40に出発です
ハレアカラのサンライズ後も色々と動き回る予定になっていたので
念の為に燃料を満タンにしたいとコンドの目の前にある
カハナゲートウェイセンターのシェルに寄ってみました
スタンドの電気は消えていてもマウイのGSは24時間営業
早速カードを入れてみるとZIPコードを聞かれたので
適当にコンドの郵便番号を入力してみてもエラーが出て先に進みません(><
もう一度違うカードでやってみても状況は変わらず完全にお手上げ∩(・∀・)∩
日本発行のクレジットカードは弾かれてしまいますね
車を借りた時には満タンだったしラハイナとマアラエアしか行っていないのでFをちょっと切った位
まぁ緊急に必要な訳でもないので燃料は諦めました
ホノアピイラニHwyを昨日と同様にマアラエア港方面を目指していると
ラハイナ付近でChevronのスタンドを発見しこの時間でもスタッフを確認出来たのでUターン
横付けしてみるもスタッフはすでに居なくなっていました。。。
とりあえず再度給油に挑戦! が、結局また弾かれましたわ
呼び出しボタンがあったので押してみるとスタッフが警棒を持って現れました(笑
状況を話しキャッシャーでカード決済をしてもらって無事に給油完了です♪
結局補給出来たのは3.456ガロンだけ(約13リットル)
ちなみに1ガロンは3.829ドルだったので合計$13.23でした
ガソリンも満タンになったので改めてハレアカラへ出発です
困った事にここからサンライズまで画像が一切ありません
文章のみになるのであまり面白くないかも。。。
時計を見てみるともう3:10になっていて思ったよりも時間がおしている感じ
時間的に道は空いていて皆ガンガン飛ばしているので流れに乗って順調に進みます
ラハイナを過ぎた辺りからマアラエア港までは1車線になるので遅いと煽られます^^
なので自然にペースも上がってしまいますね
マアラエア港の信号を過ぎたら2本目の交差点でクイヘラニHwy(380)へ右折
辺りは畑のみで街灯も無い道が続きます
そのまま進みモクレレHwy(311)との交差点越すとデイリーロード
この辺りからはカフルイの街に近いので結構通行量は多い感じでした
ウォルマートやマウイマーケットプレイスなどが現れやっぱり都会ですね
ハナHwy(36)との交差点辺りからハレアカラへの看板が頻繁に出だしてきました
右折してサトウキビ畑沿いのハナHwyをしばらく道なりに進みます
3km先にある2つ目の信号を右折してハレアカラHwy(37)に入ると
周りに明かりは無く対向車も少ない田舎道を道なりに。。。
12kmほど進むとプカラニの街を越した辺りでハレアカラへは左折の看板が出現!
さらに暗い道(377)へと誘い込まれます
そこから10km位行った所にハレアカラクレーターへは左折の表示がっ!!
ここを曲がるといよいよクレーターロード(378)の山道へ
クレーターロードからハレアカラ山頂へは約30km
3000m以上あるハレアカラですが車で乗りつける事が出来るのが凄いですね
日本で言えば乗鞍岳クラス、富士山なら7合目まで行けるんですよ
歩くのなんてほんの少しですので楽々ですね
山道は街灯が無く真っ暗ですが道路に反射板が付いているので思ったより走りやすいです
時間的にちょっと早いのか途中で1台を追い越した以外に後続も対向車も無し
車がいなすぎて道が違うんじゃ、、、と思ったり^^
くねくねと進んでいくと道路の真ん中に明かりの点いた建物が現れました
ハレアカラは国立公園なので入るには入園料が必要になります
ゲートで入園料の10ドルを支払い3日間有効のチケットを頂きました
その先にある公園管理事務所(Park Headquarters Visitor Center)の駐車場で一旦休憩~
この管理事務所は2134mの位置にあり最初のトイレ休憩が出来ます
逆にここ以外は上に行くまでありません
予定では公園ゲートまで2時間位を目安にしていたのですが
実際に着いたのは4:12とラハイナから約1時間で来れました
とりあえず車外に出てみると強風と寒さが襲ってきました
日の出ていない2000mの山中で風が吹くと猛烈に寒いですね
ここが常夏のハワイとはとても思えません
持ってきた着替えをあるだけ着込み空気の層を作ります
この位置でも空を見上げると無数の星がきらめき圧倒される美しさ
頂上まで行ったら更に多くの星が見れそうな期待感♪
ビジターセンターから先は断続的なカーブの上り坂
制限速度も遅くカーブでは15マイル位だったような気がします
でも気が付くと○○マイルを越していたような・・・
山頂よりちょっと下にある標高2969mのハレアカラ・ビジターセンターに到着
到着したのは4:45でしたので公園管理事務所から約15分で辿り着きました
この時間帯だと駐車場には数台の車しか止まっていません
またライトも点灯していないので真っ暗
ビジターセンターやトイレも真っ暗なので懐中電灯は欠かせません
とりあえず星空を鑑賞しようと車外に出ましたが
耐えられたのはものの数分・・・
管理事務所より標高が上がり森林限界を超え障害物が無いので風の勢いも急増
とてもじゃないですがジッとしていられる状況ではありませんでした
ここはすでに雲の上になるので頭上に広がる星は格別に綺麗です
ハレアカラ天文台があるくらいなので観測場所としては適していますね
三脚があったとしてもこの風では撮影は多分無理かも
車の陰や建物を利用すれば何とかなるのかなぁ
一応サンライズを見るのはここと決めていたのですが
コンドで用意してきたカフェオレとサンドウィッチで軽食をしていると
車のライトが続々と山頂の方へ向かっていったので自分達も時間潰しに行ってみました
ハレアカラ・ビジターセンターから山頂の駐車場まではほんの800m
とても近いので2~3分で着いてしまいます
来ては見たもののやはりここも真っ暗、、、
駐車場は1/3位埋まっている感じで皆さん車内で時間が経つのを待っている様子
一応ここまで来たので一番高い所へと向かってみました
駐車場から階段を登るとそこはプウ・ウラウラ・サミット
ハレアカラの最標高地点で3055m、レッドヒルと呼ばれています
サミット・ビルディング(展望台)が設置されているので風は凌げますよ
ぐるっと一周ガラス張りなので日が昇った後なら遠くまで景色を見渡せます
まぁ今は何も見えないので明るくなってからまた来れば良いかなぁと
すぐに駐車場へ戻りハレアカラ・ビジターセンターに移動
ビジターセンターに戻ってみるといつの間に増えたのか車が沢山Σ(´∀`;)
ツアーバンも何台か到着していて一気に賑やかになっていました
時間は5:30を過ぎたのでそろそろ出発の準備
観測時に必要な小物を詰め込んでビジターセンター奥のホワイトヒルを目指します
ビジターセンター横を歩いていくと右側にパ・カオアオ・トレイルコースが見えてきます
起点には看板も建っていて分かりやすいので迷う事はありません
パ・カオアオの道は一応歩きやすくなっていますがそれでも大きな岩がゴロゴロ
真っ暗な中での山登りで柵がある訳でもないので明かりは人数分あった方が便利です
300mと長い距離では無いですが斜度があり風と酸素の薄さで結構ペースは遅くなります
無理をせずにゆっくり歩いても10分位ですので程好い感じ
ホワイトヒルの頂上に到着したのは5:50
薄っすらと明るくなってきているので人の姿も見えました
と言っても1組だけでしたが・・・
相変わらずの強風で体感温度も低いですがそれは立っている時だけ
岩場に体を沈めると意外と風が遮断され思ったより寒くありません
ここで登場するのが便利グッズ!
ゴツゴツとした場所に座っていると痛くなるし冷えるので折り畳みのクッションが有効
大きめのアルミレジャーシートがあると結構便利です
今回予想出来た範囲だったのでダイソーで買って持参しました
アルミレジャーシートは下に敷いても良いし、身体に巻いても防寒性があります
またスーパーなどで生鮮食品を購入した時など包んで簡易保冷バッグにもなりオールマイティですよ
結構足が冷えてくるので大きめのタオルがあれば対応出来ます
6時過ぎには東の空が徐々に白んできて刻々と表情を変えていきます
ホワイトヒルの左下にはビジターセンターで日の出待ちをしている人が見えます
レンタルの防寒着を着ている人が結構多いですね
ビジターセンター内は風とは無縁なのでとても暖かそう。。。
いよいよ日の出の時間になり
ついに太陽が姿を現す瞬間を見ることが出来ました
朝陽の神々しい姿に感動!!
ちょっと雲のが多いのが残念ですが・・・
驚いたのは日の出の瞬間から太陽のパワーを感じた事ですね
目の前に大きなストーブが現れたようなそんな暖かさ~
辺りを明るく照らし雲も山もクッキリと一面赤く染まっていきました
この瞬間を感じられただけでも素晴らしい
ハワイなのに寒いのを我慢して頑張った甲斐がありました♪
十分満足し帰り支度をしていた時に気付きましたが
ホワイトヒルでサンライズを見ていたのは自分達を含め2組だけ
もっと混むものと思っていたのに人気が無いのかなぁ
帰ろうとした時に写真を撮って欲しいと駆け寄ってきました
カメラを預かり構えると朝陽をバックにポーズを変えながら熱烈なキス、キス、キス(笑
良く見ると彼女の服装は思いっきり薄着。。。
上はパーカーで下はジャージだし、足元は素足にビーチサンダルΣ(´∀`;)
体感的にマイナスの世界だったので足なんか真っ赤になっていました
寒くないの?と聞くと“extremely cold”と一言・・・
1時間近くもジッとしてたらそりゃ凍えるほど寒くなりますよ
お返しにこちらも写真を撮ってもらい別れましたが今思ってもあの格好で行く勇気には脱帽です
すっかり明るくなったので辺りを見渡すと小高い丘なのが良く分かります
ハレアカラ天文台も見えビジターセンターの人達も疎らになっていました
クレーター奥にはスライディング・サンド・トレイルの道も
ホースバックライドにも使われますがまだ馬は来ていませんでした
パ・カオアオ・トレイルを歩いて下っていると地面には霜が降りていましたよ
マウイで霜を割りながら歩くとは思ってもいませんでした
5分ほどでトレイル出発点に到着~
暗い時に撮れなかった看板を一応撮影
そんなに時間は経っていないのにビジターセンターには誰も残っていませんでした
さすがにビジターセンター内は驚くほど暖かくて生き返ります
ビジターセンター脇からクレーターを撮ってみましたがちょっと視線が低いですね
やっぱりホワイトヒルに登った方がインパクトがありますよ
車に戻り再びレッドヒルへ移動です
山頂駐車場に行ってみたらもう車が1台もいません
貸切状態でも何もやる事はありませんが・・・
階段を登り改めて最標高地点に到着~
10023フィート(3055m)の看板を見てやっと実感
ハレアカラ天文台もここからは全体が見えます
ハレアカラと言えば有名なのが高山植物の銀剣草(SilverSword)
何十年もかけて2mほどの高さまで生長し一生に一度の花をさかせます
花を咲かせたら後は枯れていくだけと儚い命ですよね
レッドヒルの駐車場は真ん中に銀剣草が沢山生育しています
ホワイトヒル辺りの物より一回り大きい感じ
気付けばもう7:30を過ぎ、日の出からダラダラと1時間も・・・
ハレアカラにも満足したので車に乗り込み3000mから一気に下山します
下り坂の道先には青空と雲
まるで雲の中に飛び込んで行く様な感覚が気持ち良いですね
もう一つハレアカラで有名なのがハワイの州鳥にもなっているハワイ雁のネネ
標高の高い場所を好んで生息しています
空を飛ぶ事も少なく群れで行動する習性ですので居れば見つかるはずなのですが
下山中に色々と寄り道して探しましたが結局見つからず。。。(><
30分かけてハレアカラ・ビジターセンターまで戻ってきました
ここまで下るとさすがに暑いので着替えが必要になります
管理事務所もオープンしていたので入ってみたら
探しても探しても居なかったネネの剥製がお出迎え~
ちなみに事務所でネネが生息しているのはどの辺りか聞いてみたんですよ
ビジターセンター他、色々な場所を言われましたがあんまり聴き取れないし^^
なんかワイレアなどのゴルフ場でも良く目撃されているらしい事は分かりました
本物のネネに逢えなかったのは残念です
次回行く予定のハワイ島で逢える事を期待して今回は諦めました
管理事務所からクラ方面に向かう途中からバイク集団が多くなってきました
このダウンヒルツアーが思ったよりペースを落とさせます
自転車はまだ良いのですが問題は先頭付近にいる自転車を収納する牽引トラック
思いっきり遅いので後続が列になってしまいます
これさえなければもっと気持ち良いダウンヒルコースなのですが・・・
まだ真っ暗な行きの方が気を遣わなくて楽だったかも
まだ19日は始まったばかり。。。
長い1日が待っています
第10話 クラ~カフルイ~イアオ編につづく
3月19日(金) マウイ3日目
本日は3055mあるハレアカラ火山に登ってサンライズを見に行きます
また日が昇る前の星空も眺めたいので早めに行動を開始します
2010年のサンライズ&サンセット時刻表を見ると19日の日の出時間は06:29
星空を見るにはサンライズの1時間前迄には山頂に到着しなくてはいけません
逆算すると朝05:30迄に着くようにすれば良いのですが
初めての場所で初めての道という事もあり所要時間が分かりませんね
色々と調べてみるとカアナパリエリアからは約2時間半かかるみたい
でもGoogleマップでルート検索してみると2時間と出るのでどちらが正しいのか・・・
宿泊しているロイヤルカハナからハレアカラ山頂までは
65.8マイル = 約106km
高速道路なら1時間ちょっとで着く距離しかありません
果たして何時に出発した方が良いのでしょう、、、
結局悩んでも答えは出なかったので早めに起床する事に
深夜2時から起きだしてサンライズウォッチングの準備を始めました
とりあえずラナイに出て天気を確かめてみると星も出ていて晴れそう
でも半袖短パンで立っていると流石にハワイでも肌寒いくらいでしたよ
ハレアカラの山頂は3000m級の高所にあり雲の上になるので
太陽が出ていない時間帯はかなりの寒さになります
日本を出発する前に予めHaleakala Weather Centerを数日間チェック
平均して気温は3~5℃程度ありましたがそれ以上の大敵は“風”
常に強い風が吹いていて体感温度はマイナスを表示しっぱなしでした
出発時期が冬だったので日本から着て行った服は流用出来ますが
強風には弱いのでさらなる対策が必要になってきます
行く時期にもよりますが寒がりの人は大丈夫かな?と思っている2倍の量を持って行くと良いかも
イエローナイフの時もそうでしたが風が無い時の-20℃なんてそんなに寒くはありません
もちろんちゃんと防寒対策をした上での話しですが
風が吹くとあらゆる隙間から入り込むので極端に寒くなります
まぁ現地の人は普通にミニスカート履いてたりするので耐性ですかね^^
着込んで移動するとさすがに暑くなりそうなので
寒くなりだしたら着替えられるようにバッグに詰め込んで準備完了~
山頂まで行ってみて最悪な寒さだったらウェットスーツを着るつもりで一応持っていきました
体温保持用に温かい飲み物をとカフェオレをポットに入れ2:40に出発です
ハレアカラのサンライズ後も色々と動き回る予定になっていたので
念の為に燃料を満タンにしたいとコンドの目の前にある
カハナゲートウェイセンターのシェルに寄ってみました
スタンドの電気は消えていてもマウイのGSは24時間営業
早速カードを入れてみるとZIPコードを聞かれたので
適当にコンドの郵便番号を入力してみてもエラーが出て先に進みません(><
もう一度違うカードでやってみても状況は変わらず完全にお手上げ∩(・∀・)∩
日本発行のクレジットカードは弾かれてしまいますね
車を借りた時には満タンだったしラハイナとマアラエアしか行っていないのでFをちょっと切った位
まぁ緊急に必要な訳でもないので燃料は諦めました
ホノアピイラニHwyを昨日と同様にマアラエア港方面を目指していると
ラハイナ付近でChevronのスタンドを発見しこの時間でもスタッフを確認出来たのでUターン
横付けしてみるもスタッフはすでに居なくなっていました。。。
とりあえず再度給油に挑戦! が、結局また弾かれましたわ
呼び出しボタンがあったので押してみるとスタッフが警棒を持って現れました(笑
状況を話しキャッシャーでカード決済をしてもらって無事に給油完了です♪
結局補給出来たのは3.456ガロンだけ(約13リットル)
ちなみに1ガロンは3.829ドルだったので合計$13.23でした
ガソリンも満タンになったので改めてハレアカラへ出発です
困った事にここからサンライズまで画像が一切ありません
文章のみになるのであまり面白くないかも。。。
時計を見てみるともう3:10になっていて思ったよりも時間がおしている感じ
時間的に道は空いていて皆ガンガン飛ばしているので流れに乗って順調に進みます
ラハイナを過ぎた辺りからマアラエア港までは1車線になるので遅いと煽られます^^
なので自然にペースも上がってしまいますね
マアラエア港の信号を過ぎたら2本目の交差点でクイヘラニHwy(380)へ右折
辺りは畑のみで街灯も無い道が続きます
そのまま進みモクレレHwy(311)との交差点越すとデイリーロード
この辺りからはカフルイの街に近いので結構通行量は多い感じでした
ウォルマートやマウイマーケットプレイスなどが現れやっぱり都会ですね
ハナHwy(36)との交差点辺りからハレアカラへの看板が頻繁に出だしてきました
右折してサトウキビ畑沿いのハナHwyをしばらく道なりに進みます
3km先にある2つ目の信号を右折してハレアカラHwy(37)に入ると
周りに明かりは無く対向車も少ない田舎道を道なりに。。。
12kmほど進むとプカラニの街を越した辺りでハレアカラへは左折の看板が出現!
さらに暗い道(377)へと誘い込まれます
そこから10km位行った所にハレアカラクレーターへは左折の表示がっ!!
ここを曲がるといよいよクレーターロード(378)の山道へ
クレーターロードからハレアカラ山頂へは約30km
3000m以上あるハレアカラですが車で乗りつける事が出来るのが凄いですね
日本で言えば乗鞍岳クラス、富士山なら7合目まで行けるんですよ
歩くのなんてほんの少しですので楽々ですね
山道は街灯が無く真っ暗ですが道路に反射板が付いているので思ったより走りやすいです
時間的にちょっと早いのか途中で1台を追い越した以外に後続も対向車も無し
車がいなすぎて道が違うんじゃ、、、と思ったり^^
くねくねと進んでいくと道路の真ん中に明かりの点いた建物が現れました
ハレアカラは国立公園なので入るには入園料が必要になります
ゲートで入園料の10ドルを支払い3日間有効のチケットを頂きました
その先にある公園管理事務所(Park Headquarters Visitor Center)の駐車場で一旦休憩~
この管理事務所は2134mの位置にあり最初のトイレ休憩が出来ます
逆にここ以外は上に行くまでありません
予定では公園ゲートまで2時間位を目安にしていたのですが
実際に着いたのは4:12とラハイナから約1時間で来れました
とりあえず車外に出てみると強風と寒さが襲ってきました
日の出ていない2000mの山中で風が吹くと猛烈に寒いですね
ここが常夏のハワイとはとても思えません
持ってきた着替えをあるだけ着込み空気の層を作ります
この位置でも空を見上げると無数の星がきらめき圧倒される美しさ
頂上まで行ったら更に多くの星が見れそうな期待感♪
ビジターセンターから先は断続的なカーブの上り坂
制限速度も遅くカーブでは15マイル位だったような気がします
でも気が付くと○○マイルを越していたような・・・
山頂よりちょっと下にある標高2969mのハレアカラ・ビジターセンターに到着
到着したのは4:45でしたので公園管理事務所から約15分で辿り着きました
この時間帯だと駐車場には数台の車しか止まっていません
またライトも点灯していないので真っ暗
ビジターセンターやトイレも真っ暗なので懐中電灯は欠かせません
とりあえず星空を鑑賞しようと車外に出ましたが
耐えられたのはものの数分・・・
管理事務所より標高が上がり森林限界を超え障害物が無いので風の勢いも急増
とてもじゃないですがジッとしていられる状況ではありませんでした
ここはすでに雲の上になるので頭上に広がる星は格別に綺麗です
ハレアカラ天文台があるくらいなので観測場所としては適していますね
三脚があったとしてもこの風では撮影は多分無理かも
車の陰や建物を利用すれば何とかなるのかなぁ
一応サンライズを見るのはここと決めていたのですが
コンドで用意してきたカフェオレとサンドウィッチで軽食をしていると
車のライトが続々と山頂の方へ向かっていったので自分達も時間潰しに行ってみました
ハレアカラ・ビジターセンターから山頂の駐車場まではほんの800m
とても近いので2~3分で着いてしまいます
来ては見たもののやはりここも真っ暗、、、
駐車場は1/3位埋まっている感じで皆さん車内で時間が経つのを待っている様子
一応ここまで来たので一番高い所へと向かってみました
駐車場から階段を登るとそこはプウ・ウラウラ・サミット
ハレアカラの最標高地点で3055m、レッドヒルと呼ばれています
サミット・ビルディング(展望台)が設置されているので風は凌げますよ
ぐるっと一周ガラス張りなので日が昇った後なら遠くまで景色を見渡せます
まぁ今は何も見えないので明るくなってからまた来れば良いかなぁと
すぐに駐車場へ戻りハレアカラ・ビジターセンターに移動
ビジターセンターに戻ってみるといつの間に増えたのか車が沢山Σ(´∀`;)
ツアーバンも何台か到着していて一気に賑やかになっていました
時間は5:30を過ぎたのでそろそろ出発の準備
観測時に必要な小物を詰め込んでビジターセンター奥のホワイトヒルを目指します
ビジターセンター横を歩いていくと右側にパ・カオアオ・トレイルコースが見えてきます
起点には看板も建っていて分かりやすいので迷う事はありません
パ・カオアオの道は一応歩きやすくなっていますがそれでも大きな岩がゴロゴロ
真っ暗な中での山登りで柵がある訳でもないので明かりは人数分あった方が便利です
300mと長い距離では無いですが斜度があり風と酸素の薄さで結構ペースは遅くなります
無理をせずにゆっくり歩いても10分位ですので程好い感じ
ホワイトヒルの頂上に到着したのは5:50
薄っすらと明るくなってきているので人の姿も見えました
と言っても1組だけでしたが・・・
相変わらずの強風で体感温度も低いですがそれは立っている時だけ
岩場に体を沈めると意外と風が遮断され思ったより寒くありません
ここで登場するのが便利グッズ!
ゴツゴツとした場所に座っていると痛くなるし冷えるので折り畳みのクッションが有効
大きめのアルミレジャーシートがあると結構便利です
今回予想出来た範囲だったのでダイソーで買って持参しました
アルミレジャーシートは下に敷いても良いし、身体に巻いても防寒性があります
またスーパーなどで生鮮食品を購入した時など包んで簡易保冷バッグにもなりオールマイティですよ
結構足が冷えてくるので大きめのタオルがあれば対応出来ます
6時過ぎには東の空が徐々に白んできて刻々と表情を変えていきます
ホワイトヒルの左下にはビジターセンターで日の出待ちをしている人が見えます
レンタルの防寒着を着ている人が結構多いですね
ビジターセンター内は風とは無縁なのでとても暖かそう。。。
いよいよ日の出の時間になり
ついに太陽が姿を現す瞬間を見ることが出来ました
朝陽の神々しい姿に感動!!
ちょっと雲のが多いのが残念ですが・・・
驚いたのは日の出の瞬間から太陽のパワーを感じた事ですね
目の前に大きなストーブが現れたようなそんな暖かさ~
辺りを明るく照らし雲も山もクッキリと一面赤く染まっていきました
この瞬間を感じられただけでも素晴らしい
ハワイなのに寒いのを我慢して頑張った甲斐がありました♪
十分満足し帰り支度をしていた時に気付きましたが
ホワイトヒルでサンライズを見ていたのは自分達を含め2組だけ
もっと混むものと思っていたのに人気が無いのかなぁ
帰ろうとした時に写真を撮って欲しいと駆け寄ってきました
カメラを預かり構えると朝陽をバックにポーズを変えながら熱烈なキス、キス、キス(笑
良く見ると彼女の服装は思いっきり薄着。。。
上はパーカーで下はジャージだし、足元は素足にビーチサンダルΣ(´∀`;)
体感的にマイナスの世界だったので足なんか真っ赤になっていました
寒くないの?と聞くと“extremely cold”と一言・・・
1時間近くもジッとしてたらそりゃ凍えるほど寒くなりますよ
お返しにこちらも写真を撮ってもらい別れましたが今思ってもあの格好で行く勇気には脱帽です
すっかり明るくなったので辺りを見渡すと小高い丘なのが良く分かります
ハレアカラ天文台も見えビジターセンターの人達も疎らになっていました
クレーター奥にはスライディング・サンド・トレイルの道も
ホースバックライドにも使われますがまだ馬は来ていませんでした
パ・カオアオ・トレイルを歩いて下っていると地面には霜が降りていましたよ
マウイで霜を割りながら歩くとは思ってもいませんでした
5分ほどでトレイル出発点に到着~
暗い時に撮れなかった看板を一応撮影
そんなに時間は経っていないのにビジターセンターには誰も残っていませんでした
さすがにビジターセンター内は驚くほど暖かくて生き返ります
ビジターセンター脇からクレーターを撮ってみましたがちょっと視線が低いですね
やっぱりホワイトヒルに登った方がインパクトがありますよ
車に戻り再びレッドヒルへ移動です
山頂駐車場に行ってみたらもう車が1台もいません
貸切状態でも何もやる事はありませんが・・・
階段を登り改めて最標高地点に到着~
10023フィート(3055m)の看板を見てやっと実感
ハレアカラ天文台もここからは全体が見えます
ハレアカラと言えば有名なのが高山植物の銀剣草(SilverSword)
何十年もかけて2mほどの高さまで生長し一生に一度の花をさかせます
花を咲かせたら後は枯れていくだけと儚い命ですよね
レッドヒルの駐車場は真ん中に銀剣草が沢山生育しています
ホワイトヒル辺りの物より一回り大きい感じ
気付けばもう7:30を過ぎ、日の出からダラダラと1時間も・・・
ハレアカラにも満足したので車に乗り込み3000mから一気に下山します
下り坂の道先には青空と雲
まるで雲の中に飛び込んで行く様な感覚が気持ち良いですね
もう一つハレアカラで有名なのがハワイの州鳥にもなっているハワイ雁のネネ
標高の高い場所を好んで生息しています
空を飛ぶ事も少なく群れで行動する習性ですので居れば見つかるはずなのですが
下山中に色々と寄り道して探しましたが結局見つからず。。。(><
30分かけてハレアカラ・ビジターセンターまで戻ってきました
ここまで下るとさすがに暑いので着替えが必要になります
管理事務所もオープンしていたので入ってみたら
探しても探しても居なかったネネの剥製がお出迎え~
ちなみに事務所でネネが生息しているのはどの辺りか聞いてみたんですよ
ビジターセンター他、色々な場所を言われましたがあんまり聴き取れないし^^
なんかワイレアなどのゴルフ場でも良く目撃されているらしい事は分かりました
本物のネネに逢えなかったのは残念です
次回行く予定のハワイ島で逢える事を期待して今回は諦めました
管理事務所からクラ方面に向かう途中からバイク集団が多くなってきました
このダウンヒルツアーが思ったよりペースを落とさせます
自転車はまだ良いのですが問題は先頭付近にいる自転車を収納する牽引トラック
思いっきり遅いので後続が列になってしまいます
これさえなければもっと気持ち良いダウンヒルコースなのですが・・・
まだ真っ暗な行きの方が気を遣わなくて楽だったかも
まだ19日は始まったばかり。。。
長い1日が待っています
第10話 クラ~カフルイ~イアオ編につづく
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ハレアカラのサンライズを見たのは 13年くらい前です。
トレーナーを着た程度だったので、寒かったです~
下山する時、気温が上がっていくので、体中がジンジンしてきました。
( 血流がよくなったのですね。)
今回は 子供がいるので、残念ながら無理のようです[顔15]
トレーナーを着た程度だったので、寒かったです~
下山する時、気温が上がっていくので、体中がジンジンしてきました。
( 血流がよくなったのですね。)
今回は 子供がいるので、残念ながら無理のようです[顔15]
Posted by レインボーシャワー at 2010年05月09日 11:01
>レインボーシャワーさん
時期によると思いますがトレーナーでは相当寒かったでしょうね!
風を避ける物が無いので体感は想像以上に低かったです
確かに子供には厳しいかもしれませんね
私が下山した時は段々と眠気が襲ってきました・・・
時期によると思いますがトレーナーでは相当寒かったでしょうね!
風を避ける物が無いので体感は想像以上に低かったです
確かに子供には厳しいかもしれませんね
私が下山した時は段々と眠気が襲ってきました・・・
Posted by もぐちゃ at 2010年05月09日 23:33
もぐちゃさん!!アロハー
ちょうど来月行くので ホワイトヒルの場所を知りたかったのです!!
パ・カオアオ・トレイルコースって ビジターセンターから すぐわかりますか?
2回目なんで ちょうど明るくなって日の出の直前に行こうと思ってます。
懐中電灯は持っていったほうがいいですね。
トレーナーと防寒着も!
どうにか ホワイトヒルに行けるようにしたいです!ツアーでないといけないところだと思っていました。ヘイアウがある神聖な地なんですよね。
もぐちゃさんが無事に見られたようなので 私も行く気マンマンになってきました。
ちょうど来月行くので ホワイトヒルの場所を知りたかったのです!!
パ・カオアオ・トレイルコースって ビジターセンターから すぐわかりますか?
2回目なんで ちょうど明るくなって日の出の直前に行こうと思ってます。
懐中電灯は持っていったほうがいいですね。
トレーナーと防寒着も!
どうにか ホワイトヒルに行けるようにしたいです!ツアーでないといけないところだと思っていました。ヘイアウがある神聖な地なんですよね。
もぐちゃさんが無事に見られたようなので 私も行く気マンマンになってきました。
Posted by めるも at 2010年06月04日 15:22
>めるもさん
Aloha~
ホワイトヒルは駐車場からビジターセンターに向かい
そのまま道なりに進むとY字路になっています
Yの中央に看板が建っているので右の登り道へ向かえば大丈夫です!
一応画像を作ってみましたが分かりますかね?
http://bit.ly/a4cd5q
日の出の30分位前ならもう薄明るくなっているので懐中電灯は必要無いかもっ
心配であれば100均のポケットサイズの物があれば十分ですよ
今はもうだいぶ暖かくなっているみたいなので
来月ならそんなに厚着は必要無いかも知れませんね
風が強い時は崖間際の岩陰に座ると風が避けられます
ホワイトヒルは景色も良いので楽しんできて下さい~♪
Mahalo,
Aloha~
ホワイトヒルは駐車場からビジターセンターに向かい
そのまま道なりに進むとY字路になっています
Yの中央に看板が建っているので右の登り道へ向かえば大丈夫です!
一応画像を作ってみましたが分かりますかね?
http://bit.ly/a4cd5q
日の出の30分位前ならもう薄明るくなっているので懐中電灯は必要無いかもっ
心配であれば100均のポケットサイズの物があれば十分ですよ
今はもうだいぶ暖かくなっているみたいなので
来月ならそんなに厚着は必要無いかも知れませんね
風が強い時は崖間際の岩陰に座ると風が避けられます
ホワイトヒルは景色も良いので楽しんできて下さい~♪
Mahalo,
Posted by もぐちゃ at 2010年06月04日 23:43
もぐちゃさん!!mahalo--
ちょうどグーグルの地図で確認したんですが ホワイトヒルがどこだかわからず、、残念だなあ と思っていたところでした。すばらしい 画像 ありがとうございます。
ぜひ行って見ますね!
天気がいいといいなあー ありがとうございます。 めるも[顔6]
ちょうどグーグルの地図で確認したんですが ホワイトヒルがどこだかわからず、、残念だなあ と思っていたところでした。すばらしい 画像 ありがとうございます。
ぜひ行って見ますね!
天気がいいといいなあー ありがとうございます。 めるも[顔6]
Posted by めるも at 2010年06月07日 14:50
>めるもさん
Aloha~
場所がわからなくても行ってみたら結構わかったので大丈夫だと思います
晴天率は高いようですがこればかりは運もあるかなぁ~
綺麗なサンライズが見れるといいですね♪
Aloha~
場所がわからなくても行ってみたら結構わかったので大丈夫だと思います
晴天率は高いようですがこればかりは運もあるかなぁ~
綺麗なサンライズが見れるといいですね♪
Posted by もぐちゃ at 2010年06月09日 23:16