2010年05月29日
ハワイ(マウイ島)旅行記 第11話
2010年 ハワイ旅行記 マウイ島 西マウイ一周編
19日午後からの予定は古き良き絶景の西マウイへ
色々な情報を探してみると書かれているのは決まって道の悪さについてです
どの位悪いのかグーグルマップで確認してみると
進むにつれ道幅が狭まり車一台がギリギリな場面がとても多い感じ
ガードレールなどは無く運転操作を誤ったら落ちるだけ・・・
左ハンドル車で右側走行の為、カフルイ方面から向かう場合は常に危険と隣り合わせですね
まぁ対向車が来ても何とかなるだろうと軽い気持ちで13:20に移動開始~
カフルイ側からカヘキリHwy(340)を北上し山道を走るのですが
初めは2車線あり特に道幅が狭い訳でもなく順調な道なり
でもそれは登り始めてから僅か3km位でカーブの先に見えてくる
ホースバック ライディングで有名なメンデス牧場の前でEND State Highwayに!?
その先は中央線の無い1車線へと変わります
1車線と言っても狭い道は比較的少なく広めの道が続きます
所々に退避所が設置されていますがこの辺りは大型車が来ない限り使う機会は少なそうです
余裕がある内に避難所に車を止め休憩を兼ねて景色を撮影
見渡すと青い海が広がっていて遠い先にはパイアやハイク辺りの岸も見えました
1レーンブリッジを過ぎた辺りから舗装状態が悪くなり
道幅もやや狭くなって対向車への注意が必要になってきます
走っている途中で気がついたのですが
前方にも後方にもカフルイ側から上ってくる車が1台も居ないんですよね。。。
車を見るのは対向車ばかりで何か心細い思い
途中何度かすれ違い辛い場面もありましたが特に危険な感じは無く
同じような道を5~6km進んだ所で海の方を見ていたら波しぶきが見えたので
退避所に車を止めカメラの望遠で覗いてみるとクジラを確認出来ました!
クジラが見えるかなぁと探しながら走っていたので遠くても結構見つけられますね
山道ばかりだと飽きるので景色はやっぱり重要です
とりあえず満足したので再び出発
少し走ると久しぶりに車のテールランプを発見!
狭い道ほど前に1台いると気が楽なのですが追いくと直ぐに道を譲られてしまいました
結局は単独走行に・・・
カハクロアに近づくにつれ道は危険さを増していき
突然車が出現するなど見通しの悪さが不安をますます高めます
ずっとカーブの連続で先が見えない所が多く
速度が出せないので大した距離でもないのに思ったよりも時間が掛かりますね
それなのに1台の車とバイクが後にピッタリと・・・・
黒のピックアップトラックの荷台には数人が乗り思いっきり煽ってきます
抜きたいのは分かりますが待避所は近くに無いしどうしようもありません
少し行った所でやっと入れる場所があったので抜かさせましたが
さすがに地元の車は慣れているみたいで速いですね
先の見えないカーブでもガンガン突っ込んでいっていましたよ
それにしても対向車も同じようにスピード出して来たらどうするんだろ
回避しようにも幅は無いし接触したら転がって落ちそうですが。。。
スコールの後なのか所々に水溜りのある場所も沢山出現
舗装の悪さも際立っています
こんな道では保険の適用外なのも納得できますわ
左手に広大な牧場が現れたらカハクロア村はもう目の前
放牧された黒毛牛が長閑さを強調させます
カハクロア村前には有名なバナナブレッドのお店があります
車が沢山止まっていて寄れなかったのですが戻ってでも買った方が良かったかなとちょっと後悔
カハクロア村は340号線のマイルマーカー14と15の中間にあり
一応私有地なので奥まで入っていけません
村長の許可を貰っているツアーなどは各社あるみたいですが個人では厳しいですね
村の先にある1つ目の退避所は数台止められる程の広さがあり
そこからはカハクロア・ヘッドやカハクロア村を見晴らせるベストスポットになっています
ここには14:00位に到着したので上り始めて40分ほどかかりました
15km程度の道のりですがやっぱりペースは遅いですね
黄色いバスショップが置いてありますが営業はしていないよう
激しい波が打ち寄せる海岸は溶岩の面影を残した絶景です
ちょっと奥に行くと崩れそうな足場なので危険ですね
午後になり波も高いので落ちたら一溜まりもありません
村の方向を見てみると自然に囲まれた集落やチャーチなど
写真では切れていますがもう少し広がっています
ふと道の先を見てみると黒いピックアップトラックが!
来る時に後から煽ってきた車と確実に同一
カハクロア村の人だったんですね・・・・
さてそろそろ次の目的地へ行こうかと車に乗り込み
前方の山を見てみると2~3台の車が向かってくる様子
このまま行ってしまうと身動きが取れなくなってしまうので
待避所で対向車が来るのを待っていたのですが・・・
後から1台の車が無謀にも突っ込んでいきましたよ
案の定すぐに出会ってしまい狭いカーブをバックでノロノロと戻ってきました^^
見通しの悪い場所では先の先を見ましょう!!
もう大丈夫かなぁと車の後に着いて行ったのですが
1台残っていたみたいでやっぱり立ち往生(><
前方からの車が途中にある小さな退避所までバックしてくれて
その横を通るのですが結構ギリギリの間隔です
タイヤ1/3位浮いている感じで通過し難を逃れました、、、
しばらく進むと道路は2車線になり危険な道とはお別れ~
車は泥だらけになりましたが何事も無く通過出来たので良かった良かった
西マウイを周るなら絶対カパルア方面からがお勧めです
カパルアからなら狭い道で出会っても常に山側で崖とは縁が無いし
相手の方が待避所で避けてくれるので運転しやすいと思いますよ
2車線になり1kmほど進むとマイルマーカー16付近にベルストーンがあります
道路沿いの左側に転がっている大きな岩で嫌でも目に入ります
ベルストーンの手前右側には分かりやすい駐車スペースも
大きな溶岩の塊に近づくと巨大さが良く分かります
叩くと鐘のように音が響くらしいので岩全体は叩かれて出来たと思われる凹みが沢山
早速石を拾って叩いてみましたが特に変わった音は確認できず
1周叩きながらぐるっと周ってみましたが内部で僅かに響いている感じがするだけでした
叩き方が悪いのか、、、叩く場所が違うのか、、、謎
駐車スペースからは海岸に向かって道が出来ていて
どんな景色が広がっているのか気になったので行ってみました
看板にはDANGER Don’t Go Beyond This Pointと書かれています
行ってはいけないと言われると行きたくなるもの
5分ほど歩くと崖上に到着し下までは結構な高さがあり
足場も悪いので滑り落ちてしまいそう
周辺には水蒸気の抜けた穴のある溶岩がゴロゴロと点在しています
火山で出来た島らしく手付かずの自然がそのまま残っているのが良いですね
まぁ見た目は軽石にしか見えませんが・・・
奥の岩場に人の気配があったので行ってみると
隆起した岩場に自然に出来たタイドプールが数ヶ所あり
シュノーケリングをしている人達が数人いましたよ
行ってみたかったのですが降りるのは良くても登るのが大変そうだったので眺めるだけ
更に奥の方にもタイドプールがありましたが
あそこは怖すぎで絶対に無理(笑
あんな海の近くにあったら確実に波に飲み込まれる場所です
波の穏やかな日なら遊ぶのには面白そう
DANGER ZONEではありますが人も少ないしプライベート感はありますね
次の目的地へと走っていると右側に駐車ペースが見えてきました
目的の場所はまだ先ですが見晴らしの良さそうな小高い丘になっていたので寄り道
ここはオハイトレイルと書いてありました
丘の上に登ってみると一面海が見えるだけで特に何も無い。。。
トレイルロードは思ったよりも距離がありそうで断念
と言うか後から後から人が訪れていましたが誰一人トレイルに向かう人は居なかったです
ふと海岸沿い眺めていると一筋の水柱を確認!
激しい波しぶきと共に吹き上がっています
その吹き上がっている場所が次の目的地のナカレレブローホール
今回西マウイで一番行きたかった場所です
オハイトレイルから3kmほど進むとマイルマーカー38付近の右側に
ちょっと大きめの岩が一列に並んだ広めの駐車スペースが現れます
到着したのは15:00過ぎでしたが沢山の車が停まっていましたのでこちらも分かりやすい
ブローホールまでは駐車スペースの中央から入り
足場の悪い斜面を歩くので約10分は必要になるかも知れません
少し歩くと上からでも確認出来るほど高く吹き上がっています
でも遠いので迫力はイマイチですね
崖からは地面が踏み固められた道が出来ているので判りやすいです
それでも火山岩を上ったり下りたりして疲れますが・・・
海岸方面に下りていくと開けた場所があり皆さん写真を撮っていました
ここは間欠泉の水しぶきが流れて来るくらい近いので迫力はあります
岩場に女性が1人居るのが分かりますか?
人間と比較すると10m位の高さがありますね
降りてきた道を振り返ってみると火山岩の多さに驚きます
斜面に不安定な状態で転がっている物も多いので地震でもあったら雪崩のように襲ってきそう
ここまで来たらやっぱり間近で見たくなりますよねー
岩場の上からでは無く吹き上がる真横で
更に降りて行くとブローホール目の前まで行く事が出来ます
満潮だとここもタイドプールになるのでしょうか
辺りは水溜りだらけで歩ける場所がとっても少ないです
上に居る時は全然気付きませんでしたが
正面まで来るとハート型のホールを見る事が出来ます
人為的に削ったような形跡はありませんでしたけど
自然に出来た物なのでしょうかね???
ブローホールは海と繋がった筒状の空間に波と共に海水が入り込み激しく噴き出します
引潮の時は勢いが弱いのであまり見応えはありませんが
満潮や波の高い時などは最も高く上がるので迫力があります
この場所で注意しなくてはいけないのが横からの波
たまに大きいのが来るのであまり近づくととっても危険
そのせいでこの後にまたまた事件が発生するのですが・・・・
穴の状態が見たかったのでもう少し勇気を出して近くまで寄ってみました
海水が噴き出た後はゴボゴボと音をたてながら穴の中に渦を巻いて引き込まれていきます
そして次の波が来るとゴーーーッと響かせ大噴出!!!
気持ち良いほどの豪快さが堪りません♪
近づけば近づくだけ飛沫を被りますが行くだけの価値はありましたね
動画も撮影してみようとソニーのT9に持ち替えて撮ってみました
スノーケルツアーで沈んでから久しぶりの活躍です^^
満潮時間が近づくにつれ段々と波が高くなりブローホールの迫力も増してきました
横からの波が激しくなってきていて危険そうなので切り上げて戻ろうとした時
今までの波より一際大きな波が岩壁を越えて襲い掛かってきましたよ
逃げようにも頭上にはすでに水の塊が・・・
とっさにデジカメを手で覆ったのですが何の足しにもなりません
服も靴もバッグも全てが海水でびしょ濡れに
デジカメは2度目の水没となり今回は電源が入らず再起不能状態orz
これは用心の為にディカパックに入れなかった報いですか(><
この動画がこの場所最後の作品となりました。。。
デジカメも壊れて意気消沈しビショビショの状態で坂道を上がっていると
写真を撮っていた人に声を掛けられ撮ってくれないか?と・・・
周りには数組の人達が居たのにこんな全身濡れている人に頼むとは
私たちはそんなに話しかけやすいのでしょうか
車に戻りとりあえず着替えをとバッグを見てみると
一応ハレアカラサンライズの帰りなので着替えは大量にあり選び放題です
でも全部厚手の物で日中には似合わない長袖長パンのみ、、、
濡れたままも嫌なので暑いのを我慢するしかありません
車に戻ってから電源の入らなくなったデジカメを何やら作業中
バッテリとメモリースティックを外しタオルの端に縛りつけグルグルと廻し始めましたΣ(´∀`;)
何の意味があるのか教えてくれないしサッパリ判らず
ハンカチに包み直しダッシュボードに置いたら作業は終わりらしい???
次は本日最後の目的地カパルアのドラゴンティースへ向けて出発です
道はカヘキリHwy(340)からホノアピイラニHwy(30)に切り替わり
しばらく進むと海洋生物保護区に指定されているホノルアベイがあります
ブローホールからは約10km位でHwy道路沿いの路肩が駐車スペース
ただ台数に限りがあるので埋まっている場合は遠くの路肩に停めて歩かなくてはいけません
予定では魚の沢山いるホノルアでスノーケリングをと考えていたのですが
一杯で停められないしブローホールで高波が来ていたし水中撮影するデジカメも無いしで結局通過
ビーチに向かうのにジャングルを歩くのを楽しみにしていたのですが・・・
Dr.Beachが選ぶアメリカのベストビーチランキングで選ばれた事もある
DTフレミング・ビーチ・パークのあるホノカフア湾まで来ると道幅も広がりHwyらしくなります
ちなみに2010年度は
東マウイのハナにあるハモアビーチが9位
ワイキキのヒルトン前にあるカハナモクビーチが6位なんだそうですよ
ホノアピイラニHwy上にカパルアへの看板が見えたら道なりに右折すると
ザ・リッツ・カールトンに向かうオフィスロードに入れます
オフィスロードを突き当たりの歩道橋のあるT字路まで行き右折
クムラニチャペル裏奥に無料で停められる駐車場があるのでここからは歩いて移動します
ドラゴンティースへはカパルアゴルフクラブ ベイコースの4番ホールを横切ります
ラウンド中のゴルファーが居る時は迷惑にならないようにとボールに気をつけましょう!
ここの5番ホールはマウイ唯一の海越えショートホールらしいのでちょっとやってみたい~
ドラゴンティースは名前の通り竜の歯のような形をしています
これは溶岩流が強い風に巻き上げられ波によって冷却形成されたそう
岩肌は長年塩水の飛沫を浴び全体的に白く侵食されています
それにしても不思議な形を創り出す自然のパワーは凄いですね
ここもあまり波打ち際に近づくと濡れるので注意
さらに奥へ向かうと中央にシャルトル風のラビリンスがありました
ラビリンスはマナの集まりやすい場所に設置されていて世界各地に点在しています
もっとも有名なのがフランスのシャルトル大聖堂ですね
ラビリンスは円状で入口から中心に向かって一筆書きの出来る1本道になっています
出口は入口と兼用で巡礼や瞑想に使用されています
以前本を読んだ時は2~3パターンほど意味の解釈が載っていましたが
諸説あるので自分が思う物で良いのではないでしょうか?
一応目の前にあったらやってみたいので周ってみました
ゆっくりと巡ると時間が掛かりすぎるのでちょっと早歩き^^
それでも入口から中心-中心から出口まで歩くと結構な時間がかかりましたよ
ドラゴンティースの反対側からはオネロアベイのアイアンウッドビーチが望めます
この時も激しい波が打ち寄せまたも飛沫をかぶる羽目に・・・
危うくパナソニックのTZ5が餌食になる所でした
駐車場に戻りふと空を見ると薄っすらと虹がっ!
濃く色づくのを期待して見ていましたが直ぐに消えてしまいました
時間は17:00を過ぎサンセットの時間も迫ってきているので
ホノアピイラニHwy沿いのナピリプラザにあるナピリマーケットで夕食用のお買い物♪
スーパーマニアなので全部の商品をチェックしないと気が済まないんですよね
1時間近く物色して買ったのはパンとソーセージと洗剤だけでしたけど。。。
コンドに戻ってラナイに出てみると段々と夕陽が沈んでいきます
さえぎる雲も少なく今回の旅行で最も美しいサンセットを見る事が出来ました
う~ん、水平線に沈んでいく大きな夕陽は絵になりますねー
明日はマウイ島からオアフ島に移るのでこの景色ともお別れです
とっここで気がつきました
夕陽を撮っていた彼氏がデジカメを2台使っている事を
何で直ってるん???
水没からの復活なんてありえるの?????
写真もちゃんと撮れてるし謎すぎる。。。。
明日はチェックアウトを控えているので買い込んだ残り物で夕食作り
ファーマーズマーケットで入手したクラオニオンは小さいながら多いので
オニオンスープ、ローストオニオン、オニオンスライスに・・・ 玉葱ばっかり^^
クラオニオンは確かに甘く味も濃く美味しいのですが
日本の新たまねぎとそれほど変わらなかったような気もします
食後の散歩に行ったり荷物の整理をしたりして
なんだかんだと時間がかかり気がつけばもう深夜1時
海上には沢山の星が輝いていました
全然撮れていませんでしたわ(><
第12話 ワイキキ編につづく
19日午後からの予定は古き良き絶景の西マウイへ
色々な情報を探してみると書かれているのは決まって道の悪さについてです
どの位悪いのかグーグルマップで確認してみると
進むにつれ道幅が狭まり車一台がギリギリな場面がとても多い感じ
ガードレールなどは無く運転操作を誤ったら落ちるだけ・・・
左ハンドル車で右側走行の為、カフルイ方面から向かう場合は常に危険と隣り合わせですね
まぁ対向車が来ても何とかなるだろうと軽い気持ちで13:20に移動開始~
カフルイ側からカヘキリHwy(340)を北上し山道を走るのですが
初めは2車線あり特に道幅が狭い訳でもなく順調な道なり
でもそれは登り始めてから僅か3km位でカーブの先に見えてくる
ホースバック ライディングで有名なメンデス牧場の前でEND State Highwayに!?
その先は中央線の無い1車線へと変わります
1車線と言っても狭い道は比較的少なく広めの道が続きます
所々に退避所が設置されていますがこの辺りは大型車が来ない限り使う機会は少なそうです
余裕がある内に避難所に車を止め休憩を兼ねて景色を撮影
見渡すと青い海が広がっていて遠い先にはパイアやハイク辺りの岸も見えました
1レーンブリッジを過ぎた辺りから舗装状態が悪くなり
道幅もやや狭くなって対向車への注意が必要になってきます
走っている途中で気がついたのですが
前方にも後方にもカフルイ側から上ってくる車が1台も居ないんですよね。。。
車を見るのは対向車ばかりで何か心細い思い
途中何度かすれ違い辛い場面もありましたが特に危険な感じは無く
同じような道を5~6km進んだ所で海の方を見ていたら波しぶきが見えたので
退避所に車を止めカメラの望遠で覗いてみるとクジラを確認出来ました!
クジラが見えるかなぁと探しながら走っていたので遠くても結構見つけられますね
山道ばかりだと飽きるので景色はやっぱり重要です
とりあえず満足したので再び出発
少し走ると久しぶりに車のテールランプを発見!
狭い道ほど前に1台いると気が楽なのですが追いくと直ぐに道を譲られてしまいました
結局は単独走行に・・・
カハクロアに近づくにつれ道は危険さを増していき
突然車が出現するなど見通しの悪さが不安をますます高めます
ずっとカーブの連続で先が見えない所が多く
速度が出せないので大した距離でもないのに思ったよりも時間が掛かりますね
それなのに1台の車とバイクが後にピッタリと・・・・
黒のピックアップトラックの荷台には数人が乗り思いっきり煽ってきます
抜きたいのは分かりますが待避所は近くに無いしどうしようもありません
少し行った所でやっと入れる場所があったので抜かさせましたが
さすがに地元の車は慣れているみたいで速いですね
先の見えないカーブでもガンガン突っ込んでいっていましたよ
それにしても対向車も同じようにスピード出して来たらどうするんだろ
回避しようにも幅は無いし接触したら転がって落ちそうですが。。。
スコールの後なのか所々に水溜りのある場所も沢山出現
舗装の悪さも際立っています
こんな道では保険の適用外なのも納得できますわ
左手に広大な牧場が現れたらカハクロア村はもう目の前
放牧された黒毛牛が長閑さを強調させます
カハクロア村前には有名なバナナブレッドのお店があります
車が沢山止まっていて寄れなかったのですが戻ってでも買った方が良かったかなとちょっと後悔
カハクロア村は340号線のマイルマーカー14と15の中間にあり
一応私有地なので奥まで入っていけません
村長の許可を貰っているツアーなどは各社あるみたいですが個人では厳しいですね
村の先にある1つ目の退避所は数台止められる程の広さがあり
そこからはカハクロア・ヘッドやカハクロア村を見晴らせるベストスポットになっています
ここには14:00位に到着したので上り始めて40分ほどかかりました
15km程度の道のりですがやっぱりペースは遅いですね
黄色いバスショップが置いてありますが営業はしていないよう
激しい波が打ち寄せる海岸は溶岩の面影を残した絶景です
ちょっと奥に行くと崩れそうな足場なので危険ですね
午後になり波も高いので落ちたら一溜まりもありません
村の方向を見てみると自然に囲まれた集落やチャーチなど
写真では切れていますがもう少し広がっています
ふと道の先を見てみると黒いピックアップトラックが!
来る時に後から煽ってきた車と確実に同一
カハクロア村の人だったんですね・・・・
さてそろそろ次の目的地へ行こうかと車に乗り込み
前方の山を見てみると2~3台の車が向かってくる様子
このまま行ってしまうと身動きが取れなくなってしまうので
待避所で対向車が来るのを待っていたのですが・・・
後から1台の車が無謀にも突っ込んでいきましたよ
案の定すぐに出会ってしまい狭いカーブをバックでノロノロと戻ってきました^^
見通しの悪い場所では先の先を見ましょう!!
もう大丈夫かなぁと車の後に着いて行ったのですが
1台残っていたみたいでやっぱり立ち往生(><
前方からの車が途中にある小さな退避所までバックしてくれて
その横を通るのですが結構ギリギリの間隔です
タイヤ1/3位浮いている感じで通過し難を逃れました、、、
しばらく進むと道路は2車線になり危険な道とはお別れ~
車は泥だらけになりましたが何事も無く通過出来たので良かった良かった
西マウイを周るなら絶対カパルア方面からがお勧めです
カパルアからなら狭い道で出会っても常に山側で崖とは縁が無いし
相手の方が待避所で避けてくれるので運転しやすいと思いますよ
2車線になり1kmほど進むとマイルマーカー16付近にベルストーンがあります
道路沿いの左側に転がっている大きな岩で嫌でも目に入ります
ベルストーンの手前右側には分かりやすい駐車スペースも
大きな溶岩の塊に近づくと巨大さが良く分かります
叩くと鐘のように音が響くらしいので岩全体は叩かれて出来たと思われる凹みが沢山
早速石を拾って叩いてみましたが特に変わった音は確認できず
1周叩きながらぐるっと周ってみましたが内部で僅かに響いている感じがするだけでした
叩き方が悪いのか、、、叩く場所が違うのか、、、謎
駐車スペースからは海岸に向かって道が出来ていて
どんな景色が広がっているのか気になったので行ってみました
看板にはDANGER Don’t Go Beyond This Pointと書かれています
行ってはいけないと言われると行きたくなるもの
5分ほど歩くと崖上に到着し下までは結構な高さがあり
足場も悪いので滑り落ちてしまいそう
周辺には水蒸気の抜けた穴のある溶岩がゴロゴロと点在しています
火山で出来た島らしく手付かずの自然がそのまま残っているのが良いですね
まぁ見た目は軽石にしか見えませんが・・・
奥の岩場に人の気配があったので行ってみると
隆起した岩場に自然に出来たタイドプールが数ヶ所あり
シュノーケリングをしている人達が数人いましたよ
行ってみたかったのですが降りるのは良くても登るのが大変そうだったので眺めるだけ
更に奥の方にもタイドプールがありましたが
あそこは怖すぎで絶対に無理(笑
あんな海の近くにあったら確実に波に飲み込まれる場所です
波の穏やかな日なら遊ぶのには面白そう
DANGER ZONEではありますが人も少ないしプライベート感はありますね
次の目的地へと走っていると右側に駐車ペースが見えてきました
目的の場所はまだ先ですが見晴らしの良さそうな小高い丘になっていたので寄り道
ここはオハイトレイルと書いてありました
丘の上に登ってみると一面海が見えるだけで特に何も無い。。。
トレイルロードは思ったよりも距離がありそうで断念
と言うか後から後から人が訪れていましたが誰一人トレイルに向かう人は居なかったです
ふと海岸沿い眺めていると一筋の水柱を確認!
激しい波しぶきと共に吹き上がっています
その吹き上がっている場所が次の目的地のナカレレブローホール
今回西マウイで一番行きたかった場所です
オハイトレイルから3kmほど進むとマイルマーカー38付近の右側に
ちょっと大きめの岩が一列に並んだ広めの駐車スペースが現れます
到着したのは15:00過ぎでしたが沢山の車が停まっていましたのでこちらも分かりやすい
ブローホールまでは駐車スペースの中央から入り
足場の悪い斜面を歩くので約10分は必要になるかも知れません
少し歩くと上からでも確認出来るほど高く吹き上がっています
でも遠いので迫力はイマイチですね
崖からは地面が踏み固められた道が出来ているので判りやすいです
それでも火山岩を上ったり下りたりして疲れますが・・・
海岸方面に下りていくと開けた場所があり皆さん写真を撮っていました
ここは間欠泉の水しぶきが流れて来るくらい近いので迫力はあります
岩場に女性が1人居るのが分かりますか?
人間と比較すると10m位の高さがありますね
降りてきた道を振り返ってみると火山岩の多さに驚きます
斜面に不安定な状態で転がっている物も多いので地震でもあったら雪崩のように襲ってきそう
ここまで来たらやっぱり間近で見たくなりますよねー
岩場の上からでは無く吹き上がる真横で
更に降りて行くとブローホール目の前まで行く事が出来ます
満潮だとここもタイドプールになるのでしょうか
辺りは水溜りだらけで歩ける場所がとっても少ないです
上に居る時は全然気付きませんでしたが
正面まで来るとハート型のホールを見る事が出来ます
人為的に削ったような形跡はありませんでしたけど
自然に出来た物なのでしょうかね???
ブローホールは海と繋がった筒状の空間に波と共に海水が入り込み激しく噴き出します
引潮の時は勢いが弱いのであまり見応えはありませんが
満潮や波の高い時などは最も高く上がるので迫力があります
この場所で注意しなくてはいけないのが横からの波
たまに大きいのが来るのであまり近づくととっても危険
そのせいでこの後にまたまた事件が発生するのですが・・・・
穴の状態が見たかったのでもう少し勇気を出して近くまで寄ってみました
海水が噴き出た後はゴボゴボと音をたてながら穴の中に渦を巻いて引き込まれていきます
そして次の波が来るとゴーーーッと響かせ大噴出!!!
気持ち良いほどの豪快さが堪りません♪
近づけば近づくだけ飛沫を被りますが行くだけの価値はありましたね
動画も撮影してみようとソニーのT9に持ち替えて撮ってみました
スノーケルツアーで沈んでから久しぶりの活躍です^^
満潮時間が近づくにつれ段々と波が高くなりブローホールの迫力も増してきました
横からの波が激しくなってきていて危険そうなので切り上げて戻ろうとした時
今までの波より一際大きな波が岩壁を越えて襲い掛かってきましたよ
逃げようにも頭上にはすでに水の塊が・・・
とっさにデジカメを手で覆ったのですが何の足しにもなりません
服も靴もバッグも全てが海水でびしょ濡れに
デジカメは2度目の水没となり今回は電源が入らず再起不能状態orz
これは用心の為にディカパックに入れなかった報いですか(><
この動画がこの場所最後の作品となりました。。。
デジカメも壊れて意気消沈しビショビショの状態で坂道を上がっていると
写真を撮っていた人に声を掛けられ撮ってくれないか?と・・・
周りには数組の人達が居たのにこんな全身濡れている人に頼むとは
私たちはそんなに話しかけやすいのでしょうか
車に戻りとりあえず着替えをとバッグを見てみると
一応ハレアカラサンライズの帰りなので着替えは大量にあり選び放題です
でも全部厚手の物で日中には似合わない長袖長パンのみ、、、
濡れたままも嫌なので暑いのを我慢するしかありません
車に戻ってから電源の入らなくなったデジカメを何やら作業中
バッテリとメモリースティックを外しタオルの端に縛りつけグルグルと廻し始めましたΣ(´∀`;)
何の意味があるのか教えてくれないしサッパリ判らず
ハンカチに包み直しダッシュボードに置いたら作業は終わりらしい???
次は本日最後の目的地カパルアのドラゴンティースへ向けて出発です
道はカヘキリHwy(340)からホノアピイラニHwy(30)に切り替わり
しばらく進むと海洋生物保護区に指定されているホノルアベイがあります
ブローホールからは約10km位でHwy道路沿いの路肩が駐車スペース
ただ台数に限りがあるので埋まっている場合は遠くの路肩に停めて歩かなくてはいけません
予定では魚の沢山いるホノルアでスノーケリングをと考えていたのですが
一杯で停められないしブローホールで高波が来ていたし水中撮影するデジカメも無いしで結局通過
ビーチに向かうのにジャングルを歩くのを楽しみにしていたのですが・・・
Dr.Beachが選ぶアメリカのベストビーチランキングで選ばれた事もある
DTフレミング・ビーチ・パークのあるホノカフア湾まで来ると道幅も広がりHwyらしくなります
ちなみに2010年度は
東マウイのハナにあるハモアビーチが9位
ワイキキのヒルトン前にあるカハナモクビーチが6位なんだそうですよ
ホノアピイラニHwy上にカパルアへの看板が見えたら道なりに右折すると
ザ・リッツ・カールトンに向かうオフィスロードに入れます
オフィスロードを突き当たりの歩道橋のあるT字路まで行き右折
クムラニチャペル裏奥に無料で停められる駐車場があるのでここからは歩いて移動します
ドラゴンティースへはカパルアゴルフクラブ ベイコースの4番ホールを横切ります
ラウンド中のゴルファーが居る時は迷惑にならないようにとボールに気をつけましょう!
ここの5番ホールはマウイ唯一の海越えショートホールらしいのでちょっとやってみたい~
ドラゴンティースは名前の通り竜の歯のような形をしています
これは溶岩流が強い風に巻き上げられ波によって冷却形成されたそう
岩肌は長年塩水の飛沫を浴び全体的に白く侵食されています
それにしても不思議な形を創り出す自然のパワーは凄いですね
ここもあまり波打ち際に近づくと濡れるので注意
さらに奥へ向かうと中央にシャルトル風のラビリンスがありました
ラビリンスはマナの集まりやすい場所に設置されていて世界各地に点在しています
もっとも有名なのがフランスのシャルトル大聖堂ですね
ラビリンスは円状で入口から中心に向かって一筆書きの出来る1本道になっています
出口は入口と兼用で巡礼や瞑想に使用されています
以前本を読んだ時は2~3パターンほど意味の解釈が載っていましたが
諸説あるので自分が思う物で良いのではないでしょうか?
一応目の前にあったらやってみたいので周ってみました
ゆっくりと巡ると時間が掛かりすぎるのでちょっと早歩き^^
それでも入口から中心-中心から出口まで歩くと結構な時間がかかりましたよ
ドラゴンティースの反対側からはオネロアベイのアイアンウッドビーチが望めます
この時も激しい波が打ち寄せまたも飛沫をかぶる羽目に・・・
危うくパナソニックのTZ5が餌食になる所でした
駐車場に戻りふと空を見ると薄っすらと虹がっ!
濃く色づくのを期待して見ていましたが直ぐに消えてしまいました
時間は17:00を過ぎサンセットの時間も迫ってきているので
ホノアピイラニHwy沿いのナピリプラザにあるナピリマーケットで夕食用のお買い物♪
スーパーマニアなので全部の商品をチェックしないと気が済まないんですよね
1時間近く物色して買ったのはパンとソーセージと洗剤だけでしたけど。。。
コンドに戻ってラナイに出てみると段々と夕陽が沈んでいきます
さえぎる雲も少なく今回の旅行で最も美しいサンセットを見る事が出来ました
う~ん、水平線に沈んでいく大きな夕陽は絵になりますねー
明日はマウイ島からオアフ島に移るのでこの景色ともお別れです
とっここで気がつきました
夕陽を撮っていた彼氏がデジカメを2台使っている事を
何で直ってるん???
水没からの復活なんてありえるの?????
写真もちゃんと撮れてるし謎すぎる。。。。
明日はチェックアウトを控えているので買い込んだ残り物で夕食作り
ファーマーズマーケットで入手したクラオニオンは小さいながら多いので
オニオンスープ、ローストオニオン、オニオンスライスに・・・ 玉葱ばっかり^^
クラオニオンは確かに甘く味も濃く美味しいのですが
日本の新たまねぎとそれほど変わらなかったような気もします
食後の散歩に行ったり荷物の整理をしたりして
なんだかんだと時間がかかり気がつけばもう深夜1時
海上には沢山の星が輝いていました
全然撮れていませんでしたわ(><
第12話 ワイキキ編につづく
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